日持ちがせず流通が少ないため
食べられるのは家庭栽培の楽しみです!
ピタンガ - pitanga -

学名:Eugenia uniflora L.
フトモモ科の常緑低木
開花は12月〜1月頃、結実は3月〜4月頃
別名:ブラジリアンチェリー、スリナムチェリーなど
原産地など
ピタンガの原産地はブラジル南部〜パラグアイです。ブラジルのほか熱帯各地で栽培されています。 国内では沖縄などで庭木などとして栽培されています。
色や形など
ピタンガの果実は大きさが2cm〜4cmほどでカボチャのような凹凸がるのが特徴です。果皮は深紅色です。 ピタンガの花は雄しべが印象的で(フトモモ科の特徴でもある)直径1.5cmほどの白い花です。果樹は高さが2m〜5mになります。 実や花も美しく樹姿が良いことから庭木にも適しています。
味や効能など
ピタンガは日持ちしないため生で食べられるのは家庭栽培ならではの楽しみです。 独特でイチゴのような芳香があります。味は多汁で柔らかく適度な酸味と甘味あり好みがわかれるようです。 生食の他はジャムやゼリー・果実酒にも適しています。鉄分やカルシウムが豊富です。 また原産地ブラジルでは樹皮を煎じて子供の下痢止めに使ったり。葉も解熱や健胃の民間薬として使われるそうです。
品種など
大実系(ピタンガ臭が少ない)・黒実系(実が黒紫色)などがあるそうです。
栽培方法など
ピタンガは自家結実性ですので1本で結実します。
耐寒性はマイナス3℃ほどで熱帯果樹の割りには寒さに強いです(ただし冬場は室内で管理した方が良いです)
水はけの良い土壌を好みます。また日光も好みます。
病害虫の心配もあまりなく育てやすい果樹です。樹姿も自然に整い手間のかからない果樹でもあります。
※開花は冬で結実は春と上には書いてますが沖縄などの地域では共に通年のようです。
挿し木や実生で増えます。特に発芽率は高く捨てられた実からも発芽するので庭木にした場合はそこらじゅうに幼苗ができるとも。

[画像協力:さね子さん]




【column】
ピタンガはツピー語で「赤い果実」という意味だそうです。ツピー語とはブラジルで昔からいる民族の言葉です。 ブラジルの公用語はポルトガル語として有名ですがあれは植民地時代の名残のようなものですからね。おっと果樹から脱線です(^_^;)
我が家ではスリット鉢にピタンガが植えられています。もう3年ほどになりますが元気に育っていますよ。 葉にツヤがあり好きですね。温室に入れてないので実はあまり期待していませんが花ぐらいはそろそろ見てみたいものです。





ピタンガ栽培リンク
・やんばる暮らし
…ピタンガの栽培する上でとても参考になりますね。
・熱帯果樹栽培記
…沖縄移住した方の栽培ブログですね。
・東京農業大学 植物愛好会のブログ
…表現がとても分かりやすいですね。
・ブラジルチェリー
…ピタンガについての考察が書かれていますね。
ヤフオク&楽天市場リンク
・ピタンガのヤフオク出品状況!
…【出品量:△】※別名でも同時検索。
・楽天市場でピタンガを見る
…【出品量:○】※別名でも同時検索。
※その他の果樹はこちら→[ヤフオクリスト]・[楽天市場リスト]

