可愛いミニサイズのキウイ!
皮ごと食べられ便利で栄養満点!
ベビーキウイ - baby kiwi. -

学名:Actinidia arguta
マタタビ科のつる性植物
開花は5月〜6月頃、結実は9月〜10月頃
雌雄異株(雄木と雌木が必要)
原産地など
ベビーキウイの原産地は日本や東アジアです。生産が盛んな国はチリやアメリカやニュージーランドです。 国内でも栽培が可能です。ちなみに品種としてはキウイよりサルナシに近いとされています。
色や形など
ベビーキウイの果実は大きさが2cm〜3cmほど、果皮は緑色(品種により赤色)で果肉も緑色をしています。 通常のキウイと大きく異なるのはサイズと果皮に毛がないことにあります。食べ頃が少しシワがよった位です。 ベビーキウイの花は白く雄花と雌花が別です。果樹はつる性で長さは10m〜20mにもなります。
味や効能など
ベビーキウイは通常のキウイフルーツと味が似ています。品種にもよりますが酸味が控えめで甘いです。 キウイと違って皮ごと食べられるのが特徴です。生食の他にはジャムや果実酒に利用されています。 キウイはビタミンやポフィフェノールなどの栄養が豊富なことで知られていますが、 ベビーキウイは皮ごと食べる事でより効果的に栄養が摂取できます。
品種など
ハーディーレッド・アナスタシア・ケンズレッドなど
栽培方法など
ベビーキウイは雌雄異株のため雄木と雌木が必要です。つる性のため通常は棚を作って栽培します。寒さに強く東北以南で栽培が可能です。
根の張りが浅い為か乾燥に弱い。土質はあまり選ばないが酸性土の場合は中和してやる方が良いでしょう。また乾燥しにくいように半日陰くらいが良いという話もあるが
株元に腐葉土など蒸発を防ぐものを被せたり夏場には3日1度くらい水を与えるなどすればむしろ日当りが良い方が生育が良いと思います。
あと樹勢が強いので冬場の剪定をしっかりすると良いでしょう。病害虫はコウモリガやカイガラムシが発生しますが比較的病害虫には強いと思います。
それら基本的にはキウイフルーツの栽培方法を参考にすると良いでしょう。
ベビーキウイは他のツル植物と同様で挿し木などでの繁殖が簡単な果樹として知られています。珍しい品種を手に入れたら挿し木をしてバックアップをとっておくと良いでしょう。

[栽培写真(花など)募集中!]




【column】
ベビーキウイ(またはミニキウイ)はサルナシが品種改良されたものです。それにより皮ごと食べられるようになりました。果物は皮の部分にポフィフェノールなどの栄養素が 多く含まれている事が知られておりブドウなども皮ごと食べると栄養的には良い。ベビーキウイも通常のキウイに比べるとルティンが約2倍。ベータカロテンが約3倍と豊富に含まれています。
栽培に関してはキウイとほぼ同じと考えて良いですが収穫に関してはキウイは収穫後にしっかり追熟させますがベビーイキウイに関しては(まだ収穫量が少ないこともあり) あるていど熟した状態で収穫して食べています。今のところは問題になっていませんが木の上で完熟するということは鳥害などの不安もあります。またそうなってから考えますけど(^_^;)





ベビーキウイ栽培リンク
・ベビーキウイを育てる会
…生態や実生やQ&Aなど情報が満載ですね。
・液肥で鉢植え果樹&野菜栽培
…ベビーキウイの栽培記録ですね。
・ベビーキウイ栽培記
…発芽の様子やらが掲載されていますね。
ヤフオク&楽天市場リンク
・ベビーキウイのヤフオク出品状況!
…【出品量:△】※サルナシと混じる事も。
・
楽天市場でベビーキウイを見る
…【出品量:△】 ※別名でも検索。
※その他の果樹はこちら→[ヤフオクリスト]・[楽天市場リスト]

